■ ドキシペップ(Doxy-PEP)とは
ドキシペップ(Doxy-PEP)とは、性行為後に抗菌薬(ドキシサイクリン)を内服することで、
一部の性感染症の発症リスクを下げる目的で行われる予防的内服方法です。海外の研究を中心に、梅毒・クラミジア・淋菌感染症の予防効果が報告されています。※HIV を予防する治療(PrEP)とは異なります。
■ 期待される予防効果
・梅毒 87% ・クラミジア感染症 88% ・淋菌感染症 55%
※すべての感染を完全に防ぐものではありません。
■ 服用方法
・性行為後 72 時間以内に内服してください
・通常、ドキシサイクリン 200mg(100mg×2 錠)を 1 回内服します・水またはぬるま湯で服用し
■ 副作用・注意点
・胃部不快感、吐き気、腹痛、下痢
・食道炎(就寝直前の服用で起こりやすい)
・日光に当たると皮膚が赤くなりやすくなることがあります(光線過敏症)
【注意】
・服用後 30 分以上は横にならないでください
・牛乳、カルシウム、鉄剤、マグネシウムとの同時摂取は避けてください・日中は日焼け対策を行ってください
■ 使用できない/注意が必要な方
・妊娠中、授乳中の方
・ドキシサイクリンにアレルギーのある方
・重度の肝機能障害のある方
・医師が不適切と判断した場合
■ よくあるご質問(FAQ)
Q. コンドームは不要になりますか?
A. いいえ。ドキシペップはすべての性感染症や HIV を防ぐものではありません。コンドームの使用を含めた予防が重要です。
Q. HIV は予防できますか?
A. できません。HIV 予防には PrEP など別の方法が必要です。




